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育毛剤・発毛剤を使用すると副作用は出る?
ふと鏡に映った頭皮がなんだか薄い!
そんな時、育毛剤や発毛剤を手に取った経験がある方も多いのではないでしょうか。
しかし、育毛剤・発毛剤を使って体に不調をきたしたり、頭皮にトラブルは起きませんでしたか?
そのような症状が出ると「副作用かも…」と不安になってしまいますよね。
果たして育毛剤・発毛剤に副作用はあるのでしょうか。
今回は副作用の有無や、使用する際の注意点などを詳しく解説していきます!
育毛剤・発毛剤の副作用の有無は?

まず確認しておきたいのは、育毛剤や発毛剤で副作用が出るのか否かですね。
副作用について知るためには、それぞれの特性を知っておく必要があります。
まず、育毛剤は医薬部外品に分類される商品です。
生えている髪の毛を元気にしたり、頭皮環境を健やかに保ったりする効果が期待できます。
一方、発毛剤は医薬品という扱いで、髪の毛を新しく生やす効果が認められているもの。
医薬部外品と医薬品、当然医薬品の方が効果は高くなりますが、その分副作用も出やすくなります。
つまり育毛剤よりも発毛剤の方が副作用のリスクは高まるということですね。
ただし、育毛剤は副作用はほとんどありませんが、人によって成分の合う・合わないがあるでしょう。
頭皮トラブルなどが起きる可能性は、0ではないことを留意しておくようにしましょう。
育毛剤・発毛剤による主な副作用
一言で副作用と言っても、症状の出方は人によって異なります。
たとえば同じ薬を飲んでいても全くケロッとしている人もいれば、体調が著しく悪くなってしまう人もいます。
では育毛剤や発毛剤の副作用には、どのような症状があるのでしょうか?
現在使用している方はもちろん、これから使用を検討している方はしっかりチェックしておきましょう。
重い症状

特に心配なのは、日常生活に支障をきたすレベルの重い症状ですね。
育毛剤にはこのようなレベルの副作用の心配はありませんが、発毛剤には起こり得る可能性があります。
もし発毛剤を使用していて、下記のような症状が出ている場合はただちに使用を中止してください。
動悸やめまい
心臓が強く脈打つ動悸を感じたり、息がしづらい。
もしくはフラフラとめまいがするようであれば、副作用の症状がでている可能性があります。
動悸とは心臓の鼓動がどくどく・ドキドキと激しくなる症状のこと。
一方、めまいぐるぐると視界が回っているように見えたり、立ち上がった時にフラついたりするのが特徴ですね。
これらは、発毛剤に含まれている「ミノキシジル」の代表的な副作用です。
このような副作用が起きた場合は使用を中止し、座るなど安静な姿勢をとりましょう。
腹痛や吐き気
発毛剤には外用薬だけではなく、内服タイプ(錠剤)もあります。
腹痛や吐き気などの消化器官系の副作用は、内服薬で起こる可能性があるでしょう。
腹痛や吐き気は、胃や腸が弱っていたり持病などで消化力が落ちていたりする時に、発症する可能性が高くなると考えられています。
また、前述のミノキシジルには血圧を下げる作用があります。
そのため、もともと低血圧の方や血圧降下剤を服用している方は、特に副作用リスクが高まるので注意が必要です。
性欲減退・性機能の低下
最後にご紹介する副作用は、男性機能の低下です。
これは、市販の育毛剤や発毛剤では、ほとんど発症する心配のない症状です。
ただしクリニック等で扱っている内服薬の中には、男性ホルモンを抑制して薄毛を改善する効果のある成分も配合されています。
ここで抑制する男性ホルモンは薄毛を引き起こす一方で、男性機能を高めるのには欠かせないもの。
つまり男性ホルモンが抑えられることによって、性欲減退やEDなどの性機能低下を招いてしまう恐れがあるのですね。
妊娠を望まれている方など不安がある方は、使用前に一度専門医に相談してみましょう。
軽い症状

ここまで重い副作用症状についてご紹介しました。
では続いては、比較的症状の軽い副作用についても見てみましょう。
発毛剤だけではなく育毛剤を使用している方も必見ですよ。
初期脱毛
初期脱毛とは、育毛剤や発毛剤を使用してから間もない時期に起こりやすい抜け毛症状です。
髪の毛を育てるために使用していたのに、抜け毛が増えるの!?と驚いてしまうかもしれません。
しかしこの初期脱毛は決して悪い症状ではありません。
そもそも薄毛とは、髪の毛の成長期が短縮され、強制的に抜け落ちる「休止期」に移行してしまうことで引き起こります。
つまり再び髪の毛を成長させるためには、「休止期」から「成長期」に戻す必要があります。
育毛剤や発毛剤はヘアサイクルの乱れを正し、成長期に戻す作用があるのですね。
成長期に移行していく過程で、まず発毛を邪魔していた弱った髪の毛が抜け落ちます。
これが初期脱毛のメカニズムです。
一見すると育毛剤や発毛剤が逆効果だったようにも思えてしまう症状ですが、薄毛が改善する兆しとも言えるでしょう。
1,2ヶ月ほどで症状もおさまると言われているので、しばらくの間は様子を見ながら使用を続けてくださいね。
頭皮の痒みやかぶれ
頭皮に直接塗布する育毛剤や発毛剤は、頭皮に痒みやかぶれを起こしてしまうケースもあります。
ミノキシジルを含有している大手メーカーの発毛剤も、もっとも発症頻度の高い副作用は「痒みと炎症」としています。
また副作用リスクの低い育毛剤であっても、肌に合わない成分が入っていると頭皮トラブルが起きる可能性はあります。
頭皮が赤くなっていたり湿疹があるようなら、アレルギー症状かもしれないので、使用を中止して様子を見ましょう。
ただし一時的な痒みの場合は、血行が促進されたことに起因している場合があるので、そこまで心配する必要はないでしょう。
発汗
育毛剤や発毛剤によって血行が促進されると、かゆみ以外にも発汗などの副作用が出る場合があります。
じんわりと汗をかく程度であれば心配する必要はありませんが、副作用が重くなると吐き気やのぼせ感に繋がる恐れもあります。
また、汗を放っておくと雑菌が増殖してかえって抜け毛の原因となってしまいます。
そのままにしておかずに、拭き取ったりシャワーを浴びるなどして頭皮は清潔に保つようにしましょう。
育毛剤・発毛剤の使い方に注意!副作用が出やすいのは?
育毛剤や発毛剤に表れやすい副作用がお分りいただけたかと思います。
もちろん体質に合わずに出てしまう場合もありますが、使い方次第でリスクを高めてしまうこともあるのです。
ではどのような使い方が危険なのか、チェックしてみましょう!
目的以外の用途で使用する

まず大切なのが、頭髪の抜け毛予防・発毛促進目的以外の用途で使用しないということです。
例えばまつ毛やあご髭を伸ばしたいからといって、頭髪用の育毛剤や発毛剤を使用するのはNG。
当然ながら頭部に使うことを想定して作られているため、顔や体に使うと何らかの副作用を招いてしまう恐れもあります。
髪の毛以外に使いたい場合は、使用箇所に合わせた専用の育毛剤・発毛剤を使用するようにしましょう。
体調不良時に服用している

できれば、体調不良時にも育毛剤・発毛剤の使用は控えた方がいいでしょう。
体調不良の時は、免疫力が低下している証です。
普段は問題なくても、少しの刺激によって腹痛・吐き気・痒みなどの副作用が出てしまう可能性があります。
体調不良とまでいかなくても、頭皮に傷や湿疹などがある場合も同様です。
また、妊娠中や授乳中も通常より体がデリケートな時期。
独断で使用はせず、必ず医師に相談した上で使用するかどうか決めるようにしましょうね。
服用方法や用量を間違える

育毛剤や発毛剤は、すべて用法用量が定められています。
規定の服用方法や用量に従って使うことが大切です。
例えば早く効果を出したいからと、規定量よりも多く使う、なんて使い方はNG!
育毛剤・発毛剤の用法用量は、安全に使用でき且つ効果を実感するために設定されているものなのです。
多く使用したからといって効果が高まることはありませんし、何より副作用リスクが高まる一方です。
パッケージや説明書、医師からの説明をよく聞いて、正しく使うようにしてくださいね。
副作用が出やすい発毛剤の成分って?
発毛剤は育毛剤に比べて強い成分が配合されており、副作用が出やすいことはお伝えしましたね。
では、具体的に副作用が出やすい発毛剤の成分とはどのようなものなのでしょうか?
以下で3種類の成分をご紹介していきます。
デュタステリド

デュタステリドはAGA治療薬として、専門クリニックでも処方されるザガーロという薬の主成分です。
厚生労働省からも正式に承認され、AGA改善に高い効果を発揮することが分かっています。
AGAは男性ホルモンDHTによって引き起こされますが、このDHTを生成するのが5αリダクターゼという還元酵素。
デュタステリドはこの還元酵素を強力にブロックし、抜け毛を抑制する効果がある成分です。
しかしそんなデュタステリドには、副作用が出やすいという欠点があります。
もちろん全員がなるわけではありませんが、使用者の内17.1%に副作用が起きているという臨床データもあります。
どうしても副作用リスクが気になる方は、別の発毛剤や育毛剤も視野に入れましょう。
ミノキシジル

ここまででも度々名前の挙がったミノキシジル。
テレビCMでも度々目にするので、ご存知の方も多いでしょう。
先ほども少し触れましたが、ミノキシジルには血圧を下げる作用があります。
つまり、血管を広げて血行を促進するため、細胞を活性化し発毛を促す効果があるのですね。
その反面、血圧が低下することに伴うめまいや吐き気、頭痛などが懸念されます。
また直接頭皮に塗布するタイプのものは、頭皮に痒みやかぶれなどを引き起こしやすいでしょう。
フィナステリド

最後にご紹介するフィナステリドは、AGA治療においてもっともポピュラーな治療薬。
薬名でいうと、プロペシアやフィンペシアなどがフィナステリドを主成分としています。
作用自体は1つ目にご紹介したデュタステリドとほとんど同じですが、デュタステリドよりも効果がやや緩やかなのが特徴。
その分副作用のリスクもデュタステリドに比べて低いため、まずはプロペシアから試す方も多いようですね。
ただし副作用が必ずしも起きないわけではなく、男性機能の低下が主な症状として挙げられます。
中には肝機能障害など重篤な症状も報告されているので、肝臓に不安のある方は必ず医師に相談しましょう。
副作用が出にくい育毛剤を知りたい!
発毛剤や治療薬はどうしても副作用の危険性が付きまといます。
健康に自信はないけど、薄毛が気になる…そうお悩みの方もいるでしょう。
そんな方には、以下にご紹介する副作用が出にくい育毛剤の使用がオススメです。
イクオスEXプラス

まず1つ目にご紹介するのは、圧倒的な成分量を誇る育毛剤「イクオスEXプラス」です。
イクオスEXプラスには下記のような成分が配合されています。
- 有効成分が5種
- 頭皮環境を整える成分16種
- アミノ酸19種配合
- 独自成分アルガス-3
これらを含め、合計で124種類の成分を配合していますよ。
そんなイクオスEXプラスは、安全性もしっかり配慮されています。
製薬会社と共同開発していることに加え、第三者機関による5つの試験を実施。
これにより品質を評価する賞を複数受賞しています。
- HvO世界大賞を育毛剤として初めて受賞
- モンドセレクション3年連続 金賞
気になる方は、ぜひ公式サイトをご覧ください。

ポリピュアEX


2つ目にご紹介するのはポリピュアEXです。
ポリピュアEXは、体内にもともと存在するポリリン酸の研究から開発された画期的な育毛剤。
独自成分「バイオポリリン酸」が頭皮をしっとりと保湿し、柔軟なお肌に整えます。
硬く乾燥した頭皮はバリア力が低下し髪の毛を弱らせてしまう原因なので、保湿ケアも大切なんですね。
ナノサイズで配合されているので、頭皮の奥までしっかりと届けられるのも特徴ですよ。
ポリピュアEXは低刺激にこだわって作られており、4つもの厳しい品質基準テストをクリア。
お肌が敏感な方でも安心して使える育毛剤をお探しの方は、ぜひ試してみてくださいね。
ブブカゼロ

3つ目にご紹介するのは、リニューアルを重ね成分改良し続けているブブカゼロです。
ブブカゼロは濃密育毛剤と謳うだけあり、頭皮や髪の毛の為に必要な成分を惜しみなく配合しています。
中でも特筆すべきは、業界でも注目されているマジョラムエキス。
マジョラムエキスは、髪の毛の維持に関わる17型コラーゲンという成長因子を生成する働きが確認されています。
また髪を作るのに欠かせないミネラルを豊富に含んだ海藻エキスや、コラーゲン、ヒアルロン酸。
そしてケア成分として63種類もの植物由来成分と、これだけ成分が豊富なので育毛効果にも期待が持てそうですね。
育毛剤としてはめずらしくアルコールがフリー処方なので、頭皮にも優しく使えるでしょう。
育毛剤の副作用でわからないことは専門医に相談しよう

発毛剤や治療薬に関しては医薬品ですので、医師や薬剤師から使用上の注意などを受ける場合が多いでしょう。
しかし、育毛剤の場合は医師や薬剤師を通さずに手軽に購入することができます。
だからこそ使用した後にトラブルが起きたらどうしよう…という不安もありますよね。
医薬部外品だから大したことない、と思わずに少しでも肌や体に異変を感じたら、医師に相談してみてくださいね。
まとめ
今回は育毛剤・発毛剤で起こる可能性がある副作用についてご紹介しました。
薄毛の悩みはナイーブな問題ですから、誰かに相談しづらいという方も多いかと思います。
しかし、もし副作用のような体調の変化があった場合は専門医に診てもらうことが大切。
育毛剤や発毛剤を安心・安全に使用して、健康な髪の毛をゲットしましょう!
現在、イクオスEXプラスは品薄状態のようです。
公式サイトにアクセスできれば購入できますが、場合によっては買えない可能性もあります。
なので下記のボタンをクリックし、いま購入できるか確認してみてくださいね。